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ヴェーダ文献を中心に古代インドにおける入門儀礼の成立と発達、それが担う機能とその展開、聖典学習者の社会的地位と役割を論じ、仏教の受戒儀礼との接点を解明したインドにおける知識継承の営みの核心に迫る初の総合研究。
【本書の目次】
序 論
はじめに
1 「ヴェーダ」古代インドの宗教文化
第一部 ブラフマチャーリンとブラフマチャリヤ
はじめに
1 リグヴェーダにおけるbrahmac?rin
2 アタルヴァヴェーダにおけるbrahmac?rin とbrahmacarya
3 ブラーフマナ、アーラニヤカ、ウパニシャッド(1)
4 ブラーフマナ、アーラニヤカ、ウパニシャッド(2)
5 スートラ文献(1) 「ヴェーダ学生」ではないbrahmac?rin
6 スートラ文献(2) 「ヴェーダ学生」としてのbrahmac?rin
7 小 結
第二部 ヴェーダ入門儀礼儀軌の成立と展開
はじめに
1 入門儀礼と結婚儀礼――後期ヴェーダにおける確立形の概略
2 『アタルヴァヴェーダ』が伝える入門儀礼
3 ブラーフマナが伝える入門儀礼章
4 後期ヴェーダ文献が伝える入門儀礼
5 入門儀礼を構成する諸要素先史からグリヒヤスートラまで
第三部 ヴェーダ入門儀礼の二つの相
はじめに
1 入門儀礼の二つの相(1) 学習儀礼
2 入門儀礼の二つの相(2) 通過儀礼
3 小 結
第四部 ヴェーダ入門儀礼と初期仏教の受戒儀礼
はじめに
1 仏陀その人への「入門」
2 初期経典の教説部分にみられる仏陀への入門
3 初期経典の仏伝部分にみられる仏陀への入門
4 初期律典の仏伝部分にみられる仏陀への入門
5 ウパニシャッドの入門儀礼と初期仏典の仏陀への入門
6 小 結
結 論
略号と参考文献
索 引
あとがき
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