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最期(さいご)まで寄り添いたい。
夜の歌舞伎町やケニアの島で、最年少の市長として、そして在宅医として、
運命に流され、人の縁をつなぎ、かけがえのない人生を共に生きる物語。(書き下ろし長編)
「求められる」ことに応えようと、周囲の一言一言に勇気づけられながら、しろひげ先生は「今日」の幸せに辿り着く。
(作家)阿川佐和子さん推薦
「俺はね、こんな人生だったけど、しろひげ先生や中鉢さんに仕事とはいえ優しくしてもらえたことがさ、嬉しかったんだ。人間として扱ってもらえるって感じがしてね。なんかわからないけど泣けてくるよ」
「大丈夫。私の人生のなかで二宮さん、面倒くさいランキング上位ですから。とっても人間らしい、一生忘れない私の大切な友人ですよ」
(本書 第五話「誰もずっとひとりではない」より)
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