「立体型板書」でつくる国語の授業 文学

「立体型板書」でつくる国語の授業 文学

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出版社
東洋館出版社
著者名
沼田拓弥
価格
2,178円(本体1,980円+税)
発行年月
2021年3月
判型
A5
ISBN
9784491043579

一人ひとりを力強い読み手に育てる、
論理的思考ツールとしての板書――「立体型板書」でつくる国語の授業

「立体型板書」とは?

考えを整理するための従来型の「羅列型板書」から、子どもの「思考」や「気付き」を促す「論理的思考ツール」としての板書の機能を果たす未来志向の板書の形です。
国語授業における「立体型板書」には10のバリエーションがあります。

○類別型
○対比型
○ベン図型
○構造埋め込み型
○問答・変容型
○人物相関図型
○スケーリング型
○移動型
○穴埋め型
○循環型

それぞれ、「比較・分類」「関係付け」「類推」の3つの論理的思考力を引き出し、子どもの「思考プロセス」を可視化するのに適しています。

「立体型板書」でつくる国語の授業

本書では「立体型板書」を生かした授業展開を20例掲載しています。
授業づくりの際のポイントは2つ。

「立体型板書」を生かす授業展開
「立体型板書」のよさを生かすために、授業展開の形を提案しています。
 ①問題意識の醸成
 ②学習課題の提示と個人思考
 ③考えの交流
 ④思考の深化
 ⑤学習のまとめ・振り返り
上記の流れに沿って授業を行うことで、だれでも、いつからでも「立体型板書」の国語授業を行うことができます。
まずはこの授業展開で「立体型板書」を活用し、慣れてきたら自分なりにアレンジしてみましょう。

考えを深めるための補助発問
「立体型板書」で生み出された、子どもの「思考」や「気付き」を授業のねらいに合わせて収束させ、深めるための発問です。
文学作品の場合、「分かっているようで実は分かっていない部分」にメスを入れるような発問が必要です。
「立体型板書」で思考を可視化したからこそ、発問が生きてきます。

「立体型板書」は必ず子どもたちの読みを変えます。
ぜひ、本書を参考に「立体型板書」の国語授業を始めてみてください。

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