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1942年に、超音波を用いて材料内部欠陥を非破壊的に検出する超音波探傷法という技術が米国で実用されたが、1980年代頃から、特に自動車、産業機械、電気電子部品などの製造業において、接合・接着による部品の高機能化・小型化が進行し、その接合面の非破壊健全性評価が必要とされるようになってきた。そこで、一定周波数の大振幅正弦バースト波を材料に入射し、不健全部を揺り動かした時に発生する波形のゆがみを利用する非線形超音波法が開発されてきた。著者は、1998年からその本格的な研究に取り組み、将来もますます必要とされる多種多様な非破壊材料評価・計測を可視化できる高調波画像化装置の開発に寄与し、今日に至っている。本書は、その理論と実践を豊富なカラー図版で解説したもの。
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