運動器リハビリテーション において重要である筋や腱,靱帯などの軟部組織について,体系的に解説した1冊。各組織の解剖や損傷機序,治癒過程に対して好影響と悪影響を与える因子が具体的に何であるかについて,多数の文献に基づいて丁寧に解説している。
セラピストの判断に委ねられることの多い治療方針については,最新のエビデンスに基づいた評価法やプロトコル,判断基準を解説し,また組織の機能回復を促すために必要な運動負荷を病期や組織特性に応じて判断する具体的な臨床アプローチについてケーススタディで学べる内容となっている。
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