「歴史」はたんに過去の出来事をわれわれに伝えるのではなく、現代そして未来の人々の動向を規定する「力」を持っている。そこに学問として歴史を学ぶ意義が存在している。それでは、われわれはどのように歴史と対話すべきなのか。
歴史学の基本である論文執筆のためのメソッドと観点を日本中世史研究の最新の知見とともにわかりやすく紹介、歴史を学び、考えることの醍醐味を伝授する。
【本書の特長】
①初学者を対象に論文執筆=研究の進め方を具体的に紹介。歴史を学ぶことの意味、研究対象の選定から論文執筆・投稿の具体的な流れまでを43のQ&Aを交えてわかりやすくレクチャーする。
②初学者ならびに研究者を対象に、日本中世史の研究の到達点をわかりやすく提示。28人の気鋭の研究者により、いま歴史を研究する最新の観点を、研究史の流れとともに紹介する。
③歴史学研究の手法、論文執筆のメソッドを詳細にわかりやすく伝える書籍は類書がない。卒論・修論の執筆、指導にも最適。
※2014年5月に刊行した『日本中世史入門―論文を書こう』を大幅に増補改訂した書籍です。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。