未来タル

未来タル

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出版社
徳間書店
著者名
和合亮一
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2021年2月
判型
四六判
ISBN
9784198652500

東日本大震災で被災した福島の詩人は
破壊への恐怖と、不条理への怒りに
言葉で抗った。
ツイッターから放たれた言葉は
「詩の礫」と名付けられ、多くの共感を得た。
あれから10年。
その軌跡をまとめた最新刊、
イマ、キタル――。

現在も福島に暮らし、
高校教師の職と並行しながら
詩人として活動する和合亮一氏は
この歳月を克明に言葉に刻んできた。
本書はその十年の軌跡の書である。

2011年3月11日から10年となる今年。
和合氏は1月1日から
犠牲になられた方々にとって
最初の祥月命日となる1月11日まで
祈りのように連日の詩作を試みた。
第一章の「貝殻詩篇」はその結実である。

10年の歳月を、その折々の出来事と
思いの変遷を綴った
エッセイ集成「第三章 十年記」。

ASIAN KUN-FU GENERATIONの後藤正文氏
批評家の若松英輔氏と共に
『詩の礫』がこの歳月に何をもたらしたのか
を語る「第二章/第四章 対話篇」。

そして「おわりに」のかわりに書き下ろされた
新作詩「OVER」を収録。

和合氏の言葉は、被災したまち、
そしてこの世界の
未だ来たらぬ未来に向けて放たれた
光の矢となる――。

<目次>
はじめに

第一章 貝殻詩篇

第二章 対話篇
後藤正文氏(ASIAN KUN-FU GENERATION)
時代の異常な速度感から外れてみる

第三章 十年記

第四章 対話篇
若松英輔氏(批評家)
死者と共に在ることが未来をつくる

OVER (「おわりに」にかえて)

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