原発時代の終焉

原発時代の終焉

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出版社
緑風出版
著者名
小森敦司
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2021年3月
判型
四六判
ISBN
9784846121044

東京電力福島第一原発事故から10年。この間、目の当たりにしたのは、いわゆる「原子力村」の強大な姿だ。事故があっても、大手電力や政財界は原発を維持しようと様々な画策をしてきた。原発を支える構造は変わらず、安倍政権は民主党政権の「原発ゼロ」政策を反古にして原発推進路線に舵を切った。
 しかし本書を読めば、東電の原発事故が福島の人びとにいかに精神的、肉体的に犠牲を強いるばかりか、原発推進がすでに経済的に破綻し、国民全体の犠牲につながるものであるかが分かる。再生可能エネルギーも大きく成長し、原発依存の時代は終焉を迎えようとしている。
 そうした実態を裏付ける、小泉純一郎元首相をはじめ関係者のインタビューも収録した。(2021.2)

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