スノースポーツの科学,最前線。
日本にスキーが伝えられて110年。
スキーを愛し,科学の眼で探究を重ねてきた
多くの先人の情熱を伝え,
最新の研究成果を世に問う。
日本スキー学会設立30周年記念出版。
【内容】
第1章 歴史(新井博 編)
レルヒの学んだスキーと手記に見る日本、ノルディックの紹介者ヘルセット、シュナイダーのアルペンスキーの継承、昭和初期の日本スキー
第2章 運動の科学(三浦哲 編)
アルペンスキーの体力とトレーニング・滑走ラインとタイム、スキー・スノーボードの動作分析、登る・走る・跳ぶ・コブ滑走の運動の科学
第3章 工学(多田憲孝 編)
滑走の計測・解析技術(映像とセンサ)、滑走時の生理・生体情報計測、雪の摩擦・除雪抵抗、スキーロボット、スキー板の開発、工学の役割
第4章 医学(池田耕太郎 編)
外傷とスキー医学、膝前十字靭帯(ACL)損傷、コンディショニングエクササイズ、60年の診療記録に見る外傷の特徴、山岳スキーの医学
第5章 指導と教育(竹田唯史 編)
スキーの指導用語と学習方法、情報・通信機器を利用した効果的な指導、スキー実習の教育的効果、スキー文学
第6章 安全(布目靖則 編)
運動特性と内在危険、スキー・スノーボード・バックカントリースキー事故の実態と判例、スキー場管理、安全教育、スノースポーツ安全基準
第7章 ツーリズム(呉羽正昭 編)
スキー・ツーリズムとスキー場、日本のスキー場開発、スキー場経営とその変化、インバウンド・ツーリズムの発展、日本のスキーリゾート
第8章 中高齢者(山根真紀 編)
スポーツを楽しむ高齢者の現状とこれまでの研究、マスターズスキーの現状と参加者の外傷・精神健康、海外における中高齢者の健康とスキー
【著者】(50音順)
新井博,池田弘一,池田耕太郎,井上雅之,上杉雅文,河合茂博,国見保夫,呉羽正昭,近藤亜希子,近藤雄一郎,坂谷充,塩野谷明,高村直成,竹田唯史,武田作郁,多田憲孝,土岐仁,中里浩介,中野友博,布目靖則,伴好彦,廣瀬圭,藤巻良昌,伏見知何子,舛井禎久,三浦哲,山根真紀,吉川昌則,吉田陽平,蓬田高正,渡邉仁
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