取り寄せ不可
【香港問題は日本人にとって世紀の宿題】
その不確定なプロセスは、日本を含めた国際社会に影響を与えずにはおかない。
日本は、日本人はこれまで香港と経済的、人的に緊密な関係を構築してきた。
相当程度において、香港は日本企業にとって対中ビジネス、国際ビジネスのハブである。
また、外交官や知識人にとっては、香港は対中分析の拠点であり続けた。
そんな香港が、中国問題の戦略的一部としてどう変わっていくかは、アジアで生きる、これまで以上に国際化や国際性を独自の需要で追求していかなければならない立場にある日本、日本人にとっても大問題である。
他人事では決してないのだ。
中国問題としての香港問題を、自らの未来や生き様に直結する問題だと捉えることは、同じ東アジアで暮らす私たち日本人にとって世紀の宿題だと、私は考えている。
本書が、私たち日本人がより良い、前向きで、開かれた、かつ地に足の着いた生き様を思い描き、切り開いていく、そのための思考と議論を叩き起こす一つの引き金になるのであれば、著者としてこれ以上に嬉しいことはない(「はじめに」より)
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