"箱庭の中にクライエントのイメージが可視化されて展開される。そこに表現されるのは内奥に潜む人間の生の多様性・多層性であり,また意識と無意識の統合である。それを読み取り深層心理を解明する奥義を開示する。
著者紹介
鈴木 康広
1963年生まれ。京都大学医学部医学科卒業。3年間の内科研修を経て,8年間吉田病院精神科に勤務。京都大学医学部研究生(精神医学)を経て,スイスのユング研究所に5年4か月留学。2008年ユング派分析家資格を取得。鈴木クリニック院長を経て現在,プラクシス鈴木を主宰。2009年より佛教大学勤務。
著書:
『個性化プロセスとユング派教育分析の実際』(遠見書房, 2018)
『宗教と心理学――宗教的啓示と心理学的洞察の対話』(創元社, 2011)
論文:
「ユング心理学と宗教」『佛教大学臨床心理学研究紀要』, 第23号, pp. 59-66, 2017.
武石 惇
1988年生まれ。立教大学現代心理学部臨床心理学専攻修士課程修了。東京都立多摩総合医療センター医療相談室勤務。
戸塚 悌子
1942年生まれ。立教大学大学院心理学専攻修士課程修了。国立精神衛生センターにて2年間研修。立教大学社会福祉研究所相談室主任,香蘭女学校短大心理学非常勤講師を務める。順天堂大学医学部附属順天堂医院医療相談室カウンセラーとして通算15年勤務。その間,国立大蔵病院看護助産学校非常勤講師,大森日赤病院婦長会のアドバイザーなどを勤める。精神分析国際学会員から教育分析を3年受ける。その後,国際サンドプレイ学会英国支部にて5年間サンドプレイのトレーニングを受ける。英国資格,国際資格を取得。英国では「在英精神保健関係者の会」事務局。英国ニュースダイジェスト社のコラムニストとして「サイコセラピー手帳」を4年間連載。帰国して「戸塚セラピールーム」を開設。「心理療法ケース研究会」主宰。東京女子大看護学部学生相談室勤務。立教大学現代心理学部大学院心理臨床学講座ゲスト・スピーカー(2012-)。
著書:
『いちばんの子――挫折と回復』(亜紀書房, 1989)
「母性としての人間」『20世紀人の心理学』 共著 早坂泰次郎 (編)所収(pp. 40-66, 朝倉書店, 1971)
「女性と専門職」『精神衛生』系統看護学講座別巻2所収(pp. 145-154, 医学書院, 1971)
論文:
「あるセラピストのパーソナル・プロセス――解離性障害を持ったクライエントとの行き詰まりを契機として――」立教大学臨床心理研究, 第6号, pp. 31-43, 2012.
光川 利恵
1969年生まれ 専修大学文学研究科心理学専攻修士課程修了
精神科病院,看護学院講師,スクールカウンセラー,複数の大学学生相談室カウンセラーを経て,現在専修大学学生相談室カウンセラー"
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