SDGsのすごい会社

SDGsのすごい会社

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出版社
扶桑社
著者名
川田精一 , 倉田潤 , コバヤシタケシ , 坂本宗隆 , 冨田直子
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2021年2月
判型
四六判
ISBN
9784594087456

SDGsが広く知られない理由はなんだろう?
それはきっとSDGsに取り組む身近な企業を紹介できてないからではないのか。

それならば私たちが手分けをして、SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介しよう。
そんな想いから本書を世に送り出すことにしました。

本書では17社のSDGsの新ヒーローを紹介しました。


(はじめにより)

SDGsという言葉を耳にして久しい。メディアで取り上げられない日がないほどだ。学校教育の現場でも指導するようになったと聞く。
2015年に国連サミットで採択されて以来、その思想と行動は世界に広がっているかに思える。しかし本書をともに執筆した私たちは、「SDGsはまだ身近になってはない」と感じ
ている。もちろん関係者は積極的にSDGsに取り組んでいるが、「SDGsって何?」とたびたび質問されるのが現実だ。SDGsの実態は「身近」とは言い難い。
SDGsがもっと広く知られない理由はなんだろう? 私たちが出した答えのひとつが「SDGsへの取り組みを身近な企業の事例で紹介できてないから」ではないか。
本気でSDGsに取り組んでいる会社は実際にはたくさんあるし、結果としてSDGsをやっている会社もたくさんある。SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介することはSDGsに取り組む私たちの責任ではないのか? 私たちはそんな想いから本書を世に送り出すことにした。
順序が逆になったが、本書は8人のSDGsに関心のある者が集まり、手分けをして取材し、執筆した本だ。8人全員で議論し、日本中の人たちに知ってほしいSDGsに取り組んでいる会社や団体を探し出すことにした。そして本書に取り上げた17社を選びだした。ある著者は何度も取材先に足を運び、ある著者は本書をきっかけに取材先との縁を紡いだ。そんな小さな取り組みの結果、本書は生まれた。
ある団体には長い歴史があり、ある団体は地域に根ざした金融機関であり、ある団体は小さな家族だ。一見バラバラに見えるこれらに共通するのは、SDGsの思想を体現しつつ行動しているが、世の中からは「SDGsに取り組む会社・団体」として広く認知されていないことだ。
本書に取り上げたある企業は、CMも発信して世の中に広く知られた企業もあるが、「SDGsの担い手」としては知られていない。ある企業は、世界の課題を解決するような取り組みを真剣にしているが、SDGsの文脈で自社を捉えていないこともあった。
そういう意味で本書は、「SDGsの隠れたニューヒーロー」を発掘して紹介するという一定の役割を果たせたのではないかと思う。
紙面の関係で本書で紹介できなかった会社や団体がたくさんあったことを書き添えておきたい。

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