犯罪学

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出版社
ニュートンプレス
著者名
ティム・ニューバーン , 岡邉健 , 大庭有美 , 林カオリ
価格
1,901円(本体1,728円+税)
発行年月
2021年3月
判型
四六判
ISBN
9784315523409

犯罪学者という言葉を聞いて,どのようなイメージが思い浮かぶでしょうか? スマートな推理で殺人犯を特定する名探偵のような存在でしょうか? 緻密な分析で事件を解決に導く捜査官のような存在でしょうか? 実際の犯罪学者は,刑事ドラマやサスペンスに登場するようなヒーローとは異なり,「犯罪」という存在そのものに向き合い,犯罪の傾向や犯罪性の本質,防犯の方法などを地道に研究しています。
 犯罪学は比較的新しい学問で,その起源は18世紀後半にあります。それまで「犯罪学」という名称は存在せず,学問分野として認識されたのは20世紀に入ってからのことです。本書は,現役の犯罪学者が犯罪学の歴史をたどりながら,「犯罪を行うのはどのような人なのか?」,「犯罪はどのくらい発生しているのか?」,「犯罪を防ぐにはどうすればいいのか?」など,さまざまなテーマで多角的に犯罪学を語ります。
 誰もが犯罪の被害者になり得る現代社会。本書を読むことで,犯罪の傾向や,犯罪が起こりやすい場所,犯罪を防ぐ方法など,犯罪のことを正しく理解することができるでしょう。

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