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霧を吸い、吐き出す街。無蓋列車で運ばれる戦車。割れる男、足を洗う女、三本脚の犬--。九十五の断片を連ね、恐怖党の跋扈する異様な世界を現出させる表題作のほか、交合する男女が殺人の記憶を語りあう「カラスアゲハ」、刑吏の視点から〈できごと〉を眺める「アプザイレン」など、終末の風景、滅びの日々を描く中短編四作。解説=沼野充義
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