労働者の基本概念

労働者の基本概念

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出版社
弘文堂
著者名
橋本陽子(労働法)
価格
6,270円(本体5,700円+税)
発行年月
2021年2月
判型
A5
ISBN
9784335358685

現在の労働者性を判断する上で必読の論文集!

 産業の変化によって、社会が大きく変わっていくとしても、働くことで、生活の糧を得る者には、必要な保護が保障されなければなりません。本書はそういう問題意識に基づいて、「労働者概念」の明確化を試みることを目的とした意欲的な論攷です。
 労基法と労組法上の労働者概念は基本的に同一の概念であると考え(労働者概念の統一性/単一性)、相対性は、体系上の必要からやむを得ず認めるべきである場合にのみ認められるというものとして、こうした基本概念と個々の実定法上の概念を区別することによって、概念の統一性と相対性の解明を試みています。労働者概念の判断要素と判断方法という視角から論じる必読論文集です。

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