本の雑誌 453号(2021年3月号)

本の雑誌

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出版社
本の雑誌社
著者名
本の雑誌編集部
価格
734円(本体667円+税)
発行年月
2021年2月
判型
A5
ISBN
9784860115159

特集:もしもベストセラーを出したなら

もしも『鬼滅の刃』の著者があなただったら、そして刊行した出版社が本の雑誌社だったら、あなたと本の雑誌社はいったいいくら儲かっちゃうのか!? というわけで、本の雑誌3月号の特集は「もしもベストセラーを出したら」。一千万部超のベストセラー翻訳家インタビューから、鬼滅の皮算用に作家長者番付の変遷にベストセラー量産編集者インタビュー、本屋の神輿の担ぎ方に出版社10社のベストセラー体験、印刷会社の右往左往に読者の好きなベストセラーまで、ベストセラーの実態に迫る23ページ。ベストセラーを出したら出版社は、そして著者はどうなるのか!? いざ、めくるめくベストセラーの世界に潜入だ!

新刊めったくたガイドは吉野仁がハーラン・コーベン『ランナウェイ』に胸がしめつけられれば、藤ふくろうは前門のストーカー、後門の同調圧力『ミルクマン』にどっぷり。大森望が終末ロードノベル『サハリン島』がすさまじい!と絶叫すれば、古山裕樹はじっくり読ませる警察小説、佐々木譲『雪に撃つ』がいい!と絶賛。高頭佐和子が藤野千夜『じい散歩』にじわじわ心を温めれば、冬木糸一は世界の刑務所を渡り歩く『囚われし者たちの国』で刑務所の在り方を一考。そして北上次郎は宇佐美まこと『羊は安らかに草を食み』に元気むくむく! さあ、おじさんが元気回復した老女三人のロードノベルを、あなたも読んでみよう!

今月の読み物作家ガイドは岡本かの子。瀬戸内寂聴『かの子繚乱』もまじえ、大塚真祐子がありあまる自分で生きた作家の本質に迫れば、黒い昼食会は消費税30%までの表示を提言。鈴木輝一郎が駄作を世に出す勇気の大切さを説けば、宮田珠己は高島易断で開運!? 堀井憲一郎がカタカナタイトル地獄に陥れば、青山南はカンマの女王でチェック、チェック、チェック! 北村薫も「あかよろし」の本の雑誌3月号で、ラーメン特盛全部載せなのだあ!

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