科学と倫理

科学と倫理

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出版社
中央公論新社
著者名
金子務 , 酒井邦嘉 , 日本科学協会 , 野家啓一
価格
2,530円(本体2,300円+税)
発行年月
2021年2月
判型
A5
ISBN
9784120053887

大震災、新型感染症などの災厄に襲われたとき、どのように社会の期待に応えるか――――。

AI、生命科学、宇宙科学の急速な進展のなか、いかなる規範を自らに課すべきか――――。

「科学者の責任」をめぐる13の視座。


〈目次より〉

【第Ⅰ部 社会に開かれた研究倫理】

●第1章 野家啓一(東北大学名誉教授)

「3.11以後の科学と倫理」

●第2章 酒井邦嘉(東京大学大学院総合文化研究科教授)

「ロボット三原則と科学者三原則」

●第3章 廣野喜幸(東京大学大学院情報学環/総合文化研究科教授)

「科学者の社会的責任――専門知の失敗と責任システム」

【第Ⅱ部 これからの生命・AI・宇宙時代に問われるもの】

●第4章 須田桃子(NewsPicks副編集長)

「合成生物学の倫理とデュアルユース性」

●第5章 小川眞里子(三重大学名誉教授)

「感染症の科学と倫理」

●第6章 鈴木邦彦(米国ノースカロライナ大学名誉教授)

「遺伝病医療の倫理」

●第7章 前野隆司(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)

「AI時代の科学技術倫理」

●第8章 江間有沙(東京大学未来ビジョン研究センター特任講師)

「『本人らしさ』の探求と演出――人工知能技術による『よみがえり』をめぐる論点」

●第9章 神崎宣次(南山大学国際教養学部教授)

「人類の生存と宇宙進出の問題」

【第Ⅲ部 文化としての科学倫理思想】

●第10章 村田純一(東京大学名誉教授)

「科学の創造性と倫理性――ベーコン的科学の行方」

●第11章 岡本拓司(東京大学大学院総合文化研究科教授)

「原子爆弾と『聖断』」

●第12章 正木晃(宗教学者)

「宗教由来の倫理は科学の倫理に応用できるか ?  ――嘘(捏造)をめぐる考察」

●第13章 安藤礼二(多摩美術大学美術学部教授)

「エコロジー思想の起源とその両義性」


あとがき 金子務先生を偲んで 酒井邦嘉

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