人を見て、病気を診ず

人を見て、病気を診ず

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出版社
現代書林
著者名
木村謙介
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2021年2月
判型
A5
ISBN
9784774518909

著者は神奈川県川崎市で「きむら内科クリニック」を開業している医師です。
医者になってからずっとブレることなく、「患者の心」にフォーカスして診療を行ってきた著者が本書において読者に伝えたいことは
「人間はそもそも、病気になるために生まれて来たのではない。
人生にとって大切な気付きを得るために(人生計画として)病気になることがある。
心の持ち方で自ら病気を呼び込み、都合よく生きるために病気になることを深層心理(潜在意識)が求めることもある。
また、病気になることで、それに関わる人々の心を大きく成長させる目的もある。

病気になることの心の理由(怠惰、劣等感、自己卑下、怒り、恨み、妬み、恐れ、不安など)ははっきりしている場合が多いが、
病気が治るための心の理由(使命感の自覚など)がはっきりしていない人が多い。
医者の仕事は、病気を治すことではなく、病気を機縁として関わる人の心を成長させ、
人生を好転させる「気付き」のチャンスを与えること。
病気を治すのは医者ではなく、本人自身の心の持ち方である。
医者はそれを引き出すことが本来の使命であり喜びでもある。」
ということです。
本書が、皆さまの人生を豊かにし、幸福に生きるためのヒントになれば幸いです。

【本書のカバーと巻頭に掲載した写真は、著者の思い出の地である南フランスにて、佐藤倫子氏によって撮影された作品です】】

【目次】
はじめに
序章
【病気が教えてくれるもの】
01病気を恐れながら生きていると、やがてはそれを実際に手に入れてしまう
02言葉の重みを知っている医者は、決して患者に不安や恐怖を与えない
03世の中には、病気になりたいと潜在的に望んでいる人がいる
04「現在ただ今」に何か問題がある時、必ず過去にそれが生じた理由がある
05相手を失った時に後悔するような夫婦文化で本当に良いのか?
06人生の晩年においても、「未来への希望」を持つことができる考え方
07?合格者?とは、受ける前から既に勝っている人のこと
08「日常で一番アクセス頻度の高い感情」が、その人の「人生の質」を左右する
09「最後には絶対に幸福になろう」という決意が大事
10母の鼓動は?安らぎと信頼の象徴?であり、?無償の愛のシンボル?なのだ
11何でも悪い方に考える「取り越し苦労」の背景に存在するのは?恐れる心?
12身体の機能が次第に衰えていく過程は、人間に与えられた準備期間
13「心の事件」が解決されないと、身体的な不調は根本的に解決することはない
14自分だけではなく、他の人をも幸福にするような夢を描く
15「認められたい」という一心で頑張っても幸福にはなれないものだ

他、全50題

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