「ニュートリノと重力波」のことが一冊でまるごとわかる

「ニュートリノと重力波」のことが一冊でまるごとわかる

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出版社
ベレ出版
著者名
郡和範
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2021年2月
判型
A5
ISBN
9784860646493

宇宙の観測は、可視光のみを使用してきた時代から、電波、赤外線、紫外線、X線、ガンマ線などの電磁波のあらゆる波長を用いたものに発展してきました。そして宇宙の最果てを見るため、ついにマイクロ波により宇宙誕生から38万年後の「火の玉宇宙」の姿を捉えるに至りました。ではそれ以前の宇宙の姿はどのように見るのでしょうか? それを観測することを可能にするのが「ニュートリノ」であり、さらに「重力波」なのです。原理的に、ニュートリノにより「火の玉」のさらに奥の宇宙の情報を得ることができます。さらに、重力波により、誕生時の宇宙の姿を見ようとする段階にまできています。ニュートリノと重力波という2つのキーワードについて、宇宙に興味のある人なら誰もが理解できるよう一つ一つ丁寧に解説していきます。

目次
第1章 人はどのようにして宇宙を見ているのか?
第2章 ニュートリノと重力波が「宇宙の謎」を解き明かす
第3章 幽霊粒子「ニュートリノ」の正体
第4章 ニュートリノ天文学で、宇宙の「ダーク世界」を読み解く
第5章 なぜ、「ニュートリノ振動」なぜ、「ニュートリノ振動」
第6章 ニュートリノが「新しい素粒子物理学」を拓く
第7章 重力波をどのようにして捉えるのか?
第8章 重力波、ついに直接観測で発見!
第9章 見えなかった宇宙をこじあける「重力波天文学」

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