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本書は、外国人に関する税務と、必要な手続きに関する実務書です。
筆者が、外国人本人、会社の人事・経理担当者、税理士、公認会計士などから受けた質問のうち、特に多かった事例や、実務上、数多く出てくる事例をもとに、図表などを用いてわかりやすく解説しています。
外国人の税務については、居住者・非居住者の認定から始まり、
〇恒久的施設を有するか否かによって課税はどうなるのか
〇源泉所得税はかかるのかどうか
〇確定申告を行う必要があるのか
〇確定申告を行うとすれば課税所得の範囲はどうなるのか
〇税金の計算方法に特別なやり方があるのか
〇確定申告の際、特別な書類は必要なのか
〇申告書や届出書の書き方はどうするのか
〇租税条約との関係はどうなるのか 等々
迷うところが多くわかりにくいのが実情だと思われます。
本書では、申告書及び届出書の記載例を数多く取り入れています。
また、外国人の方は母国で不動産や金融資産を保有していることが多いことから、それらの税務上の取扱いについても説明しています。
これらに加え、この改訂版では、在留資格や外国人の社会保険について、重要項目を取り上げています。
参考資料として、国税庁が公表した「国税における新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応と申告や納税などの当面の税務上の取扱いに関するFAQ」から、外国人課税に関係しているもの等を抜粋して収録しています。
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