金子兜太

金子兜太

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出版社
藤原書店
著者名
井口時男
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2021年1月
判型
四六判
ISBN
9784865782981

“現役大往生”から三年、画期的兜太論。
戦後俳句の巨人、金子兜太(1919‐2018)の逝去から三年。出征したトラック島での極限の戦場体験を原点として、「造型性」を掲げた前衛俳句を追求した前半生から、やがて「衆」の世界へと大きく舵を切り、さらに晩年にはアニミズムに軸足を据えたこの俳人の、生涯を貫いていたものは何だったのか。
戦後精神史にまぎれもなく屹立する比類なき「存在者」の根源にある思想を、「野の人」として見事に描き出す。気鋭の文芸批評家による画期的金子兜太論。
〈推薦〉黒田杏子

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