取り寄せ不可
見知らぬ夫が愛しているのは、
記憶のかなたの、もう一人の私。
貧しい給仕係サーシャはパーティで大富豪アポロに見初められ、
めくるめく熱い夜を過ごすが、翌朝、事態は一変する。
ギリシアの神のごとく尊大な彼の不興を買い、
部屋から叩きだされたのだ──純潔を捧げたというのに。
数カ月後、彼女は事故に遭い、病院のベッドで目を覚ました。
傍らで見守る男性は夫だという。あれは……アポロ?
それ以外のすべての記憶を失ったままサーシャは退院し、
アポロの屋敷へ赴くが、なぜか彼も使用人たちもよそよそしい。
私はほんとうに彼の妻なの? サーシャは不安に身を震わせた。
大スター作家P・ジョーダンを彷彿とさせる作風で人気のA・グリーンが描くのは、ミステリアスなシンデレラロマンス。ヒロインにまつわる秘密のベールが1枚ずつ剥がされていくような展開にぐいぐい引き込まれ、いっき読み間違いなしの逸作です!
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