生態学者の目のツケドコロ

生態学者の目のツケドコロ

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出版社
ベレ出版
著者名
伊勢武史
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2021年1月
判型
四六判
ISBN
9784860646424

的な視点で見てみると、そこには生きものと環境がお互いに影響し合っている姿が見えてきます。
生態学とは、生物とそれを取り巻く環境の相互作用を考える学問分野です。生物学の一分野ですが、地質学や地理学、気象学などといった分野とも関連性が高い、総合的な学問です。
世界的に関心が高まっている、生態系や外来生物、生物進化、生物多様性、環境問題といった話題について、親しみやすくやさしい文章で、生態学の考え方を紹介します。

目次

はじめに
生態学者も植物を枯らす
なんでも研究してやろう


第1章 人に囲まれて
 変わりゆく世界―コロナウイルスの影響に寄せて
 コロナウイルスとの向き合い方
 他者との関係を整理する
 ストレスと加齢の関係
 Small is beautiful
インタビュー1 滝沢侑子さん まずは自然をしっかり理解しよう


第2章 暮らしのなかで
 レジ袋有料化は環境にいいの?
 ごはんの話
 僕らの行動とトレードオフ


第3章 文化に触れて
 琳派の描く植物
 人間を翻弄する疑陽性
 京都のおもしろさ
インタビュー2 芝田篤紀さん 憧れの地理学者になってわかったこと


第4章 外国を旅して
 旅する動物
 アメリカの国立公園
 メキシコ国境


第5章 里山に生きて
 里山ってなに?
 水田と大きな鳥
 ため池
 ブラックバス
 クズに覆われる
 荒れ地の植物と遷移
 空地と雑草のAlmanac
インタビュー3 新津保建秀さん イメージの手ざわり


第6章 森を歩いて
 奥入瀬の森を歩く
 やってみなけりゃ、 行ってみなけりゃわからない
 ずるい戦略


第7章 研究をとおして
 コンピュータオタク
 相関か、因果か
 君の名はどろぼう
 かわいいは正義
 進化心理学

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