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新たな〈一般国家学〉を樹立すると豪語したシュミットは、数年後には「国家などもはや存在しない」としてそれを断念した。にもかかわらず彼は、その後も国家について語り続けた。シュミットの裡にあった葛藤を解明し、その理論的格闘を辿る。
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