デジタル/コミュニケーション

中央大学政策文化総合研究所研究叢書

デジタル/コミュニケーション

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出版社
中央大学出版部
著者名
岡嶋裕史
価格
3,190円(本体2,900円+税)
発行年月
2021年1月
判型
A5
ISBN
9784805714270

アナログは連続的、デジタルは離散的を表す用語です。しかし、近年ではデジタル=優れている/進んでいる、アナログ=劣っている/遅れている、の用法で用いられることが増えています。デジタルトランスフォーメーション等の用語もコンシューマレベルにおいては、殊に日本においては、単なる「情報化」の意味で用いられている事例が多く、利用者に失望感を与えています。事の本質はそうではなくて、離散的なデータやプロセスでしか扱えない価値を生み出さなければなりません。社会のデジタル化を推進するなら、そこには必ず業務の再構築や生活様式の転換が伴うはずです。これらが長らく失敗し続けてきた理由と、将来への展望を示します。

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