全国学力調査の実態を検証する、今教育に関係する方に読んでいただきたい1冊。
近年、全国で毎年小6・中3に課せられている学力調査のための学力テスト。
この学力調査が、子どもを、教師を、学校の日常を、さらに追いつめている。
発表される都道府県別順位や平均点で必然的に生まれる学校間、自治体間競争。
まったく豊かにならない子どもの学び。
どうして悉皆(しっかい)式だと問題が生まれるのか。何が問題なのか―――
・ 全国・自治体の悉皆式学力調査での、学校と教師・子どもの苦境はどこからくる?
・ 教師・学校は、教育的に無意味とわかっている平均点競争になぜ皆囚われるのか
・ コロナ禍の下で、学力調査悉皆実施のなかった2020年度?全国各地からの「声」と状況
・ 学力調査の戦後史から学ぶ、「学力調査悉皆実施」の異常性とその克服課題
・ 教育論・学力論から見た、学力調査での「学力向上」策の誤りと有害さ
・ 全国の子どもたちの学習達成状況を正確に把握するには「抽出式で3年に一度」のほうが適切
・ 全国各地の学校・教師・保護者・住民・自治体関係者の意見交流と学習の場のテキストに
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