ハーグ条約批准から7年が経ち、日本での現状と問題点を整理した本格的な概説書。国内実施法の判例や制度を紹介し、離婚や子の監護権、面会交流に関する渉外事件の実務で必須となる考え方を解説。従来ハーグ条約については、家族法の面会交流制度や人身保護法の子の引渡し手続との関連で部分的に触れられてきたが、本書は日本と関係が深い5カ国の実施状況の紹介を含めて、日本における条約の実施課題を理論と実務両面から包括的に概説した。第一線で活躍する研究者、弁護士、法務省・外務省担当者の共同研究の成果。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。