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【帯文】
ベトナムでも知る人の少なくなったチャン・ヴァン・ザウ。
1945年8月、フランスと日本による100年に及ぶ支配から解放されるとき、北部のホー・チ・ミンと呼応して起ち上がった南部の指導者。その後、教育・研究所としてベトナム近現代史の扉を開く。波乱の生涯、本邦初訳。
聞書き「ベトナム革命の隠れた英雄 チャン・ヴァン・ザウ」
(グエン・ファン・クエン)
「1945年8月革命のチャン・ヴァン・ザウ氏」(グエン・タイン・ティエン)
「チャン・ヴァン・ザウ先生の教えをうけた日々」(ファン・フイ・レー)
[紹介文]
チャン・ヴァン・ザウ(1911~2010)。前半生を革命、後半生を歴史学研究にささげた稀有な人物である。1943年にベトナム南部の共産党書記長になり、1945年9月にホー・チー・ミンがハノイで独立宣言をしたときには、南部臨時行政委員会主席として、サイゴン(現ホーチミン市)の独立式典で演説した。彼はその後、政治の第一線から離れ、ハノイ総合大学の初代教授に就任。ベトナム近現代史の開拓者となって、歴史研究の礎を築く。本書でエピソードを交えつつ語られる思想形成の歩みはまことに興味深い。聞書きを中核としつつ、関係者の回想を加えて、「隠れた英雄」の実像に迫る。
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