神経ゼミ 抗精神病薬講座 薬のはたらきと使いドコロがざっくりわかる本
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"抗精神病薬の処方せんを受け取ったら….
患者さん自身も不安を抱きますが,薬局薬剤師にも同じくらい,見当はずれの情報提供やはたらきかけをしないか心配でドキドキする方がいるのではないでしょうか?
しかし,こういう場面で,患者さんが抱く薬物治療への不安をくみとり,適切な情報提供や服薬継続へのサポートをするのが薬剤師の腕の見せどころです.
抗精神病薬はハイリスク薬に分類されますが,薬の作用のこと,統合失調症をはじめとする精神疾患のことも,基本を理解すれば,過剰に恐れる必要はありません.
もう一度,知識を整理して,日々の服薬指導や患者サポートに活かしましょう!
〈主な内容〉
■速攻マスター!ドパミン&セロトニン
1.かいつまみ!気分や行動にかかわる神経伝達物質
2.統合失調症とくすりがわかる!ドパミン・セロトニンのはたらき
3.ズバッとお見通し!神経系でわかる病態とくすりの作用点
〔統合失調症/うつ/双極性障害/認知症/発達障害/せん妄/悪心・嘔吐〕
■抗精神病薬 自由自在
1.統合失調症の症状と経過
2.抗精神病薬の特徴と使い分け
〔セロトニン・ドパミン拮抗薬(SDA)/多元受容体標的化抗精神病薬(MARTA)/
ドパミン受容体部分作動薬(DDS)/持効性注射剤〕
3.統合失調症以外の疾患への活用
4.副作用に備える!抗精神病薬の傾向と対策
〔錐体外路症状/自律神経症状/代謝内分泌異常/悪性症候群/
多飲症と水中毒/過鎮静/薬剤のスイッチングとクロルプロマジン換算〕
[コラム] 難治性統合失調症
[コラム] 抗精神病薬処方の単剤vs.併用
■実践・管理と指導!くすりちゃれんじ
1.患者対応のイロハ
2.[case1] 副作用チェック~これは過鎮静?!用量設定に注意!~
〔認知症患者さんの易怒性や興奮(BPSD)に対するクエチアピン処方〕
3.[case2] 薬局からもサポートしよう!剤形選択とSDM~錠剤から貼付剤に変更になった症例~
〔統合失調症患者さんの服薬アドヒアランス・副作用の状況と剤形変更〕
4.[case3] 再発・再燃防止と服薬管理~アドヒアランス不良により処方変更した30代男性~
〔処方変更時の情報提供,聞き取りのポイント〕
▼Rp.+(レシピプラス)とは?
患者さんの薬物療法のサポートをもっとしたい,ちょっと頑張りたいという医療スタッフを応援する,年4回発行の季刊誌です.毎号1つのテーマ(疾患や薬剤)を取り上げ,「薬物治療」を理解するための知識や,実践するためのスキルアップポイントを“やさしく・くわしく・強くなる!”をコンセプトに,専門家として臨床現場で活躍中の執筆陣がわかりやすく,丁寧に解説します。苦手だな,ちょっと難しそう,学生のときに勉強したけどイマイチ自信がない…と感じている分野も,本書を読めばバッチリです.本体1,200
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