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国際都市ジュネーヴ
本書は、ジュネーヴ大学法学部で「ジュネーヴ法制度史」を長年講じてきた著者が、その講義をもとに、古代ローマから21世紀初頭までの歴史をまとめたものである。
カエサル『ガリア戦記』の冒頭に登場するアロブロゲス人によって築城された城塞都市に始まり、中世ヨーロッパにおける交易と金融の中心地へ。宗教改革の牙城に始まり、現代を風靡する急進主義について開かれた都市へ。後退と発展をくり返し、現在のジュネーヴに至る。「対内的には、度重なる権力抗争を経ながら、自由を希求してきた。対外的には、小国ながら、周辺諸国との間で高度な外交術を駆使して、その独立を獲得し維持しようとしてきた。その延長線上に、今日の国際平和文化都市ジュネーヴがある」(「訳者あとがき」より)。
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