取り寄せ不可
「たとえ法然上人にだまされて、念仏して地獄に落ちたとしても、まったく後悔することはない」。『歎異抄』に記された親鸞のこの言葉は、抽象的な理論よりも、具体的な人、その言葉のもつインパクトのほうがはるかに大きいことをよく表している。直接会うことのできない歴史上の人物でも、それぞれに迷い、苦しみながら救いを求め、道を切り拓いた人の生きざまや言葉は、私たちにダイレクトに訴えかける。本書は、時代と格闘しながら日本仏教を形成した名僧たち30人の軌跡(生き方)と残したことば(教え)で、仏教の教えに再入門する一冊。気鋭の比較宗教学者、釈徹宗氏の監修で、最澄=伝教大師1200年大遠忌を期して刊行する。
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