取り寄せ不可
山田宗樹氏推薦!「帰去来」の衝撃が、今も尾を引いている。自分の目指す小説の、ひとつ理想形を見た気がする。警視庁捜査一課の“お荷物刑事”志麻由子は、連続殺人犯の捜査中に、何者かに首を絞められ気を失う。目覚めたのは異次元の「光和27年のアジア連邦・日本本共和国・東京市」だった……。その世界に存在するもう一人の自分は、異例の出世をした“東京市警のエリート警視”だった。彼女は闇組織から命を狙われ、警察内部でも汚職警官の摘発など、非情な捜査方法が非難を浴び、孤立無援であることを知る。戸惑いながらも志麻由子は、光和27年の東京市で“エリート警視”になりすます。やがて、由子が異次元へタイムスリップした理由がわかってくる。元の世界に戻るには事件を解決するしかなかった。この世界の本当の彼女はどこへ消えたのか? 由子は元の世界へ戻ることができるのか? 大沢在昌、作家生活40周年記念の1冊として書かれたパラレルワールド警察小説。執筆10年に及ぶ大長編、ノベルズ版で刊行?
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