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誰もが知るクリミアの英雄、ナイチンゲール。しかしクリミア以前の彼女は、上流階級の娘の役割とされた〈家庭の天使〉であることを強要され、自己実現できる場も時間ももてないことに絶望していました。本書は、「女性」の視点から、当時の上流・中産階級の女性たちに共通する苦悩を吐露し、社会慣習を痛烈に批判した、現代のフェミニズムにも通じる異色の小品です。
【主な内容】
●カサンドラ ……フローレンス・ナイチンゲール
●[作品解説]「カサンドラ」のヴィジョン ……木村正子
●フローレンス・ナイチンゲールが抱いたフェミニストとしての不満─女性、宗教、そして『思索への示唆』……エレイン・ショウォルター
●「カサンドラ」──ナイチンゲールとフェミニズム……宮子あずさ
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