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「パリ高等師範学校で哲学を学ぶエリックは、子どものころ、ショパンに魅了されてピアノを始めたが、未だ思い通りの演奏ができずにいた。なんとしてもショパンの音楽の秘密を解き明かしたいと、亡命ポーランド人、マダム・ピリンスカからレッスンを受けることに。ところが、与えられる課題は奇妙なものばかり。違和感を覚え、反発しつつも、やがてその指導が人生そのものを学ぶ扉であることに気づいていく……」
本書は、40カ国語に翻訳され、日本でも話題となった『100歳の少年と12通の手紙』の著者で、アマチュアピアニストとしても知られるシュミットの半自伝的小説。マダム・ピリンスカは、彼の作品によく登場する、お世辞や社交辞令とは無縁の振る舞いでストレートな物言いをする女性。彼女の言動に驚いたり笑ったりしているうちに、主人公同様、その教えがじわじわと心に沁みていく。人生を賛歌する作品を書きたいと願うシュミットらしさ満載の感動作。
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