日本社会の処方箋

日本社会の処方箋

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出版社
徳間書店
著者名
松本純 , 小曽戸洋 , 和田勝(医療福祉)
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2020年12月
判型
四六判
ISBN
9784198652005

2020年、新型コロナウイルスによる未曾有の医療危機が日本を襲った。長年、日本の医療行政に深く関わってきた衆議院議員・松本純が、医史学者・医学博士の小曽戸洋氏、厚生省OBで福祉社会総合研究所代表の和田勝氏という医薬・社会保障の泰斗とともに、東西の医薬品から医療制度、社会保険の歴史をひもときつつ、コロナ以後の日本に待ち受ける社会保障の問題を明らかにし、その解決策を提言する。待ったなしの医療問題を正面から論じる! 公益社団法人 日本薬剤師会会長・山本信夫氏推薦!

第1章 日本の医療文化が花開くまで

 ・仏教とともに朝鮮半島を経由して伝わった大陸の医学
 ・平安から鎌倉までの医学の変化
 ・日本における伝染病研究の歴史 ほか

第2章 近代日本の薬学の成り立ち

 ・近代薬学の萌芽と長井長義
 ・「医」と「薬」の間の確執
 ・女性の地位向上に寄与した薬剤師制度 ほか

第3章 国民皆保険制度の誕生と変革、現状

 ・平成の時代に大きく変化した保険制度
 ・超高齢社会での適正な国庫負担とは?
 ・問われる「保険者機能」のあり方 ほか

第4章 激変するコロナ時代の医療改革

 ・結核、ペスト、スペイン風…日本を襲った感染症
 ・厚生省の発足と保健所法の制定
 ・日本が迎える「多死社会」の終末期医療 ほか

第5章 問われる日本の医療と社会構造

 ・新薬開発の現実と「松本プラン」
 ・欧米より優れた日本の「中負担・中福祉」
 ・AIやビッグデータで医療はどう変わるのか ほか


第6章 日本社会の処方箋

 ・20年先を見据えた医療へ
 ・健康寿命を延ばして元気で生活するために
 ・日本の役割と政治家としての使命 ほか

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