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「そんなにお姉ちゃんの中に出したいの?」
理緒ねえと身体を擦り合い、意識がどろど
ろに溶けていく中、俺は自分と向き合う。
俺の本当の願望が口を突いて出る。
「……姉ちゃんを妊娠させたいんだ」
理緒ねえの手が俺の手に重なる。
そして優しい微笑みと共に問いかける。
「お姉ちゃんのパパになりたい?」
この機会を逃せばもう二度と運命の女神は
微笑まないだろう。俺はその前髪を掴み取ろ
うと決意した。
腰を振りながら黙って頷く。
理緒ねえは静かに、そして穏やかに呟く。
「いいよ。彰の赤ちゃん孕ませても」
その一言でドクンと全身の血流が波打った。
姉と弟――切なく蕩ける夢の初恋成就。
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