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低温調理器とは、水槽(コンテナ)の温度を一定に保つことのできるヒーター。
家庭用にはスティック状のハンディなものが多機種登場し、
こなれた価格帯と相まって人気沸騰中。
素材別に理想の温度帯があるように、低温調理器のメモリをそのようにセットすれば、
誰でもベストな調理ができるというわけだ。
加熱によって素材が微妙に変化するたんぱく質、つまり肉料理には絶大な威力を発揮する。
この機器を入手したら、だれもがまず試すのが、しっとり鶏ムネ肉のサラダチキン、
そしてロゼ色の断面がローストビーフだろう。
調理は時短になるわけではない、プロもビックリのクオリティが、
テクニック不要で手に入るという道具なのだ。しかもタイマーをセットしておくだけ。
だがしかし低温で調理するということは、滅菌などのリスクも併せ持つ。
本来、相当数の料理を一気に真空パックで調理して、冷凍して、
温めて提供するプロのために誕生した調理法だったが、
家庭用低温調理器を使う場合の安全性はどうなのか?
ジップ付き袋に入れて調理するのが真空パックと呼んでOKなの?
そんなモヤモヤを一挙に解決します。
基本の低温調理の行程から和洋中のレシピやデザートまで60余点をご紹介。
お手持ちの機器のメーカーもスペックも不問のレシピブックです。
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