TouchDesigner(タッチデザイナー)は、カナダのDerivative(デリバティブ)社が開発した、あらゆる映像や音楽で構成されたメディアアートのシステムをデスクトップ上で簡単に構築することができるソフトウエアです。
インスタレーションアート、プロジェクションマッピングや、音楽と映像をシンクロさせた音楽ライブや演劇の演出で使われるメディアアートの創造に絶大な表現力を発揮し、視聴する者を魅了しています。
また、ハリウッド映画ではSF映画の宇宙船の操縦パネルのGUI(グラフィックユーザーインターフェイス)として使用されるなど、一般的にも目にすることが増えてきています。
コード(プログラム)を書かなくても、オペレータというボックスをつなぎ合わせていくことで、視覚的に容易に直感的なプログラミングができるソフトウエアとして、近年、ハイエンドな映像制作会社や映像クリエイターのニーズが高まってきています。
同書は、ハイエンド映像クリエイションの現場で活躍するトップクリエイター、川村健一を中心に同様のクリエイター松岡湧紀、森岡東洋志が、自身の作例を元にふんだんな制作過程の画像を元に丁寧に解説します。
■目次抜粋
TouchDesigner とは
はじめに
First Step1:TouchDesignerをはじめよう
First Step2:TouchDesigner の基本操作を覚えよう
Touch Designer User’s Showcase
Step1:音に反応するグラフィックを作ってみよう
Step2:Webカメラを使った時間差表現
Step3:3D空間を活用したオーディオリアクティブなグラフィック
Step4:TouchDesignerでのパーティクル表現
Step5:3Dオブジェクトを使った表現
Step6:カメラを使ったアニメーション表現
Step7:UIを使って表現を切り替える
Step8:スマートフォンと連携させる
Step9:Depht Cameraを使った表現
Step10:物理シミュレーションを使った作例。Bulletを使用した2Dゲーム
Step11:GLSLの基本
Step12:GLSL MATを使用した表現
Step13:スクリプトを書く
TIPS
TouchDesigner の学習方法
おわりに
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