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瀬をはやみ岩にせかるゝ滝川のわれても末にあはんとぞ思ふ--院政期という混沌とした時代に生き、保元の乱に翻弄された悲運の人・崇徳院の想いが谺している。その崇徳院の院宣により藤原顕輔が編纂。仁平元年(1151)に撰進された六番目の勅撰集。古今集の伝統を踏まえつつ、新時代の歌風をも展開、和歌史の変容期をよく示している。
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