新型コロナウイルス感染症の流行により、対面での心理支援が大きく制限されているなか、物理的距離があっても可能として注目を集めているのが遠隔心理支援である。これは、東日本大震災および福島第一原発事故時、全国へ避難した被災者への心理的援助として行われてきている。その中心となって支援を続けている編者らが緊急出版として、電子書籍『アウトリーチ型電話支援の試み:新型コロナウイルス流行下でのテレカウンセリング』『遠隔心理支援:物理的距離を越えてケアを継続するヒント』を刊行。
本書はこの2冊を合冊した紙媒体書籍である。コロナ禍が治まらないなか、支援者がどうクライエントに向き合いケアを行えるか、海外のガイドライン等も示しつつ、遠隔支援という新たなセラピーのあり方を紹介する。
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