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個々の平穏が保たれた江戸期代の農村生活。
その陰には、頻発する災害や事件を解決し、祭りや狂言歌舞伎の運営に奔走する地方代官の姿があった―。
子孫である著者がまとめた「先祖代官200年間の記録」。そこから見えてくる江戸の人々の息遣いとは。
地方(じかた)代官とは、幕府・旗本が遠隔地の知行所を管理するため在地有力名主を代官に任命し、
年貢の取立てなどを任せた役職である。著者があるきっかけから自分の先祖について調べていくと古文書に突き当たる。
それが地方代官職をつとめた新井権兵衛(ごんべえ)家の「覚書」である。
覚書には北関東の一農村・船津川村(現・栃木県佐野市)における人々の生活が生き生きと描かれており、
あまり類を見ない貴重な文献と言える。
<本書の内容>
第1章 「覚書」の歴史的背景
第2章 「覚書」現代語訳
第3章 「覚書」追記
第4章 新井家譜覚書
第5章 「覚書」資料
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