気候変動から読みなおす日本史 5

気候変動から近世をみなおすー数量・システム・技術

気候変動から読みなおす日本史

取り寄せ不可

出版社
臨川書店
著者名
中塚武 , 鎌谷かおる , 渡辺浩一
価格
3,960円(本体3,600円+税)
発行年月
2020年11月
判型
A5
ISBN
9784653045052

―気候変動は、確かに歴史を左右していた―
古気候データと文献史料や考古資料の詳細な対比が生み出す、気候と歴史の関係についての最新成果。新しい歴史学研究の一分野を開く画期的研究。

総合地球環境学研究所(地球研)のプロジェクト『高分解能古気候学と歴史・考古学の連携による気候変動に強い社会システムの探索』にて、過去数千年間にわたる年単位での高精度気候復元の最新の成果をもとに、古気候学・歴史学・考古学が連携し、気候と歴史の関係を解明する。


【第5巻の主要目次】

第1部 列島レベルの数量的分析の可能性
第1章 近世における気候変動の概観(中塚武)
第2章 近世日本の農業生産力と気候変動―免定分析を中心に―(鎌谷かおる・佐野雅規)
第3章 近世日本の人口と気候(髙橋美由紀・黒須里美)
第4章 備荒貯蓄と気候変動(郡山志保)

第2部 江戸幕府と中央市場
第5章 近世日本の中央市場と気候変動(柴本昌彦・高槻泰郎・村和明)
第6章 天明期江戸連続複合災害への巨大都市の対応(渡辺浩一)

第3部 技術と社会
第7章 近世の気候変動と地下水コモンズの管理―福束輪中の株井戸制度―(遠藤崇浩)
第8章 稲の品種と冷害対応―東北地方の近世稲作―(菊池勇夫)

付表(郡山志保)

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