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"小説のような文学的表現、政府・メディアの欺瞞を突く痛烈なメッセージ、
困難に屈しない希望の詩。あなたの知らないラップがこの一冊に。
90年代にヒップホップがメインストリームとなりその姿を変える一方で、
もうひとつの市場で盛り上がりをみせた「インディ」のラップ。
これまで歴史的重要性は高かったものの体系的な資料のなかった「インディラップ」について、現代まで網羅した意欲作。
■インディレーベルからリリースされたヒップホップ作品=〈インディラップ〉のアルバム500枚をレビューしたディスクガイド
■アルバムレビューのほかにも充実の内容
・厳選シングル盤レビュー
・ラップのライミング構造を徹底解剖するコラム〈リリックの読み解き方を考える〉(全6回)
・荏開津広(DJ/ライター)による著者インタビュー〈Roots of Raptivist〓Genaktionに訊く、インディラップの趨勢と魅力〉(2万字)
《目次》
はじめに――ラップの“もうひとつの歴史”を掘り起こす
本書の読み方
Chapter 1 1991-1996: Awakening――序章
Column リリックの読み解き方を考える Part 1 70, 80, 90年代の変遷
Chapter 2 1997-2004: Best of Times――最盛期
Interlude ヒップホップと5パーセンターズ~地元ニューヨークはハーレムで今も息づくコミュニティの姿
Column リリックの読み解き方を考える Part 2 多音節ライムと映像性
Chapter 3 2005-2006: Degradation――過渡期
Column リリックの読み解き方を考える Part 3 修辞語とパンチライン
Chapter 4 2007-2010: The Struggle――停滞期
Column リリックの読み解き方を考える Part 4 多音節ライムと物語性I
Interview Roots of Raptivist――Genaktionに訊く、インディラップの趨勢と魅力
Part 1 “インディラップ”というものはあるのか?
Chapter 5 2011-2016: Born Again――復活期
Column リリックの読み解き方を考える Part 5 多音節ライムと物語性II
Chapter 6 2017-2020: To the Next Generat
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