小さな食堂で働きっぱなしの毎日。
71歳でYouTuberデビューしたら、
わたしの人生、ひっくり返ったよ!!
孫娘と一緒に、世界へ飛び出した。
フォロワー(全世界に)130万人!
韓国でベストセラー 10万部!!
韓国ネット書店アラジン「今年の本 第1位」(2019年)
農家の末娘に生まれ、女だからとハングルも習えず家事手伝いに明け暮れた青春。20歳で結婚すると夫がまったく働かず、ひとりで3人の子育て。どんな仕事でもやったのに、2回も詐欺にあって人生どん底だ。ソウル郊外の龍仁(ヨンイン)に小さな食堂を開いてからは、40年間毎日、夜明けの4時に店に出た。
ある日、病院で認知症の恐れがあるとの診断を受け、孫娘のユラが駆けつけた。気づけば71歳。「おばあちゃん、オーストラリアに行こう!」。え、会社も辞めてきたって……? あーまったく……私にどうしろって言うんだい?
ケウォンドだかケオンジだか知らないけど(正しくはケアンズ)、人生初の自由な旅。人生初のカンガルーとスノーケリング(いきなり死にそうになったけど)。ユラがその映像をユーチューブだかなんだかっていうのにのせたら、100万回も再生されたって????
「おばあちゃん、YouTube使って、一緒にもっと世界を旅しよう!」
「オメオメ(やれやれ)」
――このチャンネルの存在意義はただひとつ、パク・マンネの幸せだ。
71歳、パク・マンネおばあちゃん。
これからYouTuberとして生まれ変わります!
あなたはあなたの71歳を想像したことがありますか?
おそらく……想像するのが嫌でしょう?
でも私たちは、歳を取ることを恐れる必要はありません。
チヂミみたいにパッとひっくり返ることもあるんですよ。
韓国の小食堂→ケアンズ→鳥取→クルーズ船→パリ→スイス
→ゴールドコースト→そしてシリコンバレーのグーグル本社へ!
悪口の達者なおばあちゃんと“プロデューサー”孫娘との世界珍道中。
孫のユラ
「青春とは勇気だ、と言うなら、おばあちゃんは今でも青春の真っ最中だ」
マンネおばあちゃん
「私はもう70年生きたからね。この先つまんない人生を長生きするのより、
面白おかしく暮らして死ぬほうが悔いが残らない」
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