ファクトチェックニッポン

ファクトチェックニッポン

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出版社
徳間書店
著者名
立岩陽一郎
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2020年11月
判型
B6
ISBN
9784198651749

今の日本人に問われているのは、報道に接したとき、それが事実かどうかを真剣に観察し、正しく判断することだ。我々が報道番組で日常的に見聞きする「ニュース」は、果たして事実なのか…。ニュースを鵜呑みにするのではなく、疑ってかかることもときには重要だ。NHK時代に特派員や社会部記者を歴任し、有働由美子氏とは同期だった著者が、メディアの流す報道をファクトチェックする。

第1章 新型コロナウイルスをめぐるファクト
ますます重要になるインフォデミックへの対応/アメリカへの忖度があった水際対策/権力は巧妙にメディアから力を奪う/外国メディアの引用でしか政権を批判できない日本の報道/巨大メディアNHKの中に見えた小さな希望 ほか

第2章 日本が直面している問題の核心
長期政権の目的と化していた外交/議事録を残さなければ真実は闇の中/「大阪都構想」は二度とも否決に/参議院の本当の意味を再考したい/日米安保条約は安全保障の根幹ではない/「日本学術会議問題の本質は別のところにある ほか

第3章 リーダーを見極める重要な要素
安倍政権の7年8カ月で失われた社会の透明性/科学を信じないリーダーは客観的な事実を信じない/進退を問うときに重要なのは批判か擁護ではなくそれを導く根拠 ほか

第4章 メディアとジャーナリスト
日本のメディアに根付いていない「ファクトチェック」/官邸の暴走をいっさい報道しなかった巨大メディア/NHKとみずほ銀行は異常な蜜月関係にある/視聴者を探す旅が続くテレビの苦悩 ほか

第5章 中国や朝鮮半島をめぐる重要な事実
軍事独裁政権の上に築かれた日韓関係は改善には時間が必要/目前の危機にさらされている台湾/日本のリーダーは「北朝鮮」と言ってはいけない ほか

第6章 日本人が知っておきたいアメリカの本音
2020大統領選はトランプ氏が「敗北」/中間選挙では民主党が勝ったというファクトが重要/トランプ大統領との近さを売りにしていた安倍政権/アメリカではイランを敵視する政策が支持される ほか

第7章 沖縄・普天間基地をめぐるファクト
「我々に必要なのは普天間ではなくその機能だ」/「このままでいいのか?」沖縄タイムスの元記者が言った意味/「やっぱり若い世代」。有働由美子は沖縄県民投票後にそう語った ほか

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