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道徳・人間・社会という三つの大テーマを巡る議論の流れに、
ホッブズやロックをはじめとする多士済々の思想家たちを位置づけ、
近代イギリス倫理思想の全貌を描き出す待望の概論書。
黄金期の英国で育まれた豊穣な倫理思想の見取り図。
●著者紹介
柘植尚則(つげ・ひさのり)
1964年 大阪府に生まれる。
1988年 神戸大学文学部卒業。
1993年 大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
現 在 慶應義塾大学文学部教授。博士(文学)(大阪大学)。
専 攻 倫理学・思想史。
著 書 『良心の興亡:近代イギリス道徳哲学研究』(ナカニシヤ出版,2003年/増補版,山川出版社,2016年),『イギリスのモラリストたち』(研究社,2009年),『プレップ倫理学』(弘文堂,2010年),『プレップ経済倫理学』(弘文堂,2014年),他。
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