AR(拡張現実感)とVR(仮想現実感)を活用したシステムがどのように機能しているのか,人間の知覚システムの強みをどのように利用するのか,理論と実践をカバーし徹底的に解説.
人間の視覚,聴覚,触覚とこれらの知覚メカニズム(およびパフォーマンス範囲)を解説し,ウェアラブルディスプレイ・3Dオーディオシステム・触覚/力覚フィードバックデバイスの仕様・設計を理解できる.
そしてゲーム,エンターテインメントのみならずエンジニアリング,航空宇宙・防衛,医学,テレロボティクス,建築,法執行機関,地球物理学,ビッグデータ視覚化など実際のアプリケーションの事例研究を紹介.明確でわかりやすい写真やイラストからこれらのデバイスがどのように動作するかを解説.
人的要因に関する考慮事項にも触れているため,学生だけでなくコンテンツ制作者・サービス提供者・医学従事者にとって有用な内容であり,またディスプレイやセンサを使ってAR/VRを実現したい制作者にとっても最適の教科書となっている.
Addison-Wesley Professional『Practical Augmented Reality: A Guide to the Technologies, Applications, and Human Factors for AR and VR』の翻訳書。
Part 1 AR・VRの世界
第1章 コンピュータが作り出す世界
第2章 仮想空間を理解する
Part 2 人間の感覚と入力・出力装置の関係
第3章 視覚のしくみ
第4章 ヘッドマウントディスプレイの内部技術
第5章 ARディスプレイ
第6章 完全没入型ディスプレイ
第7章 聴覚のしくみ
第8章 オーディオディスプレイ
第9章 感覚のしくみ
第10章 触感フィードバックデバイスと力覚フィードバックデバイス
第11章 位置,姿勢,動作の追跡センサ
第12章 移動とインタラクションのための装置
Part 3 AR・VRの応用
第13章 ゲームとエンターテイメント
第14章 建築と建設
第15章 科学と工学
第16章 健康と医療
第17章 航空宇宙と防衛
第18章 教育
第19章 情報管理とビッグデータの視覚化
第20章 テレロボティクスとテレプレゼンス
Part 4 人的要因,法,社会的検討項目
第21章 人的要因の検討項目
第22章 法的・社会的検討項目
第23章 将来への展望
付録A 参考文献
付録B 資料編
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