お椀ひとつで一汁一菜雑煮365日

お椀ひとつで一汁一菜雑煮365日

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出版社
NHK出版
著者名
松本栄文
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2020年11月
判型
A5
ISBN
9784140333167

雑煮はお正月だけの料理と思っていませんか?
もともとはお正月に限らず、おめでたいことがあれば食べられていた雑煮。一椀の中で餅と肉や魚、野菜が同時にとれる万能食です。
「餅はスーパーでいつでも買えて保存がきくし、ご飯に合う具材ならなんでも合います。雑煮はお正月だけと決めてしまうのはもったいない多様性のある料理なんです」と、長年雑煮研究を続けている松本栄文さん。
餅はご飯より腹持ちがよく、ご飯茶わん1杯(160g)269kcal に対して1椀餅2個(100g)なら236kcalとヘルシー。食欲がなくご飯1杯が食べられないときにも、汁に入れた餅ならするりと食べられます。
この本では、食材の組み合わせで味の変化が楽しめ、栄養バランスのよい雑煮を、朝食、軽食、酒の肴など日常食として提案。
第1章では日々の雑煮を春夏秋冬の食材で。なじみがある味つけと斬新なアイデア満載の写真付きレシピ32品と、365日分の食材と味つけを暦でご紹介します。
食べ盛りの子どもたちには肉や魚と野菜をたっぷり入れて、忙しい朝には下町の定番・のりとかき卵で手早くなど、冷蔵庫にある食材で手軽に作れて、ささっと食べられる簡便さが雑煮のよいところ。あさりとトマト、レタスと明太子などサラダ野菜と取り合わせた新感覚の雑煮、鍋焼き雑煮や水菜とお揚げの惣菜的な雑煮、焼き野菜のうまみを利用しただしいらずの雑煮など、松本流調理マジックの絶妙のおいしさに驚かれることでしょう。
第2章では伝統的な雑煮の再現レシピを歴史の背景とともにご紹介。雑煮の原点・あわび雑煮、京都・町家の雑煮、江戸雑煮、出雲のあずき雑煮など各地の伝統雑煮は、どうしてその形になったのでしょうか?文献から紐解くしきたりや地域性のお話も一緒に味わってみてください。
2021年年始に松本栄文さんがEテレ特集番組に出演予定。

はじめに 雑煮は正月だけでなく毎日の食事や酒の肴に
第1章 雑煮は理想的な一汁一菜 春夏秋冬の雑煮
       みそ汁のように毎日食べたい、春夏秋冬の雑煮レシピと365日の雑煮暦
第2章 そもそも雑煮とは? その理由を紐解きます。
       ・雑煮の原点はあわび雑煮  ・雑煮は宴の酒肴である
       ・江戸の菜鶏雑煮の始まり   ・京都の雑煮に芋が入るわけ
       ・京都秦家の雑煮と正月支度  ・丸小餅から伸餅へ
      日本各地に伝わる 伝統の郷土の味
        宮城鮎雑煮、新潟の大根雑煮、佐原雑煮、鎌倉雑煮、長野雑煮、富山の練物雑煮、加賀雑煮
        尾張雑煮、奈良のきなこ雑煮、岡山の藻貝雑煮、高松雑煮、広島のおっぷり雑煮、出雲雑煮
        福岡のぶり雑煮、熊本雑煮
      雑煮のだしと餅について(丸餅、角餅、焼き方など)

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