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寺山修司の〈写真〉についての初の本格的書物
寺山修司から照らす新たな写真史の一ページ。既成の芸術ジャンルに囚われることなく活動した寺山の、写真ジャンルにおける取り組みを論ずる。演劇や映画、文学や詩に比べ、写真ジャンルは寺山にとって特別な意味を持っていた。その活動を描き出そうとする初めての試み。東松照明、中平卓馬、森山大道、篠山紀信らとの交流を辿り、寺山自身の「半」写真家としての活動にも迫る。
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