きょうの肴なに食べよう?

きょうの肴なに食べよう?

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出版社
KADOKAWA
著者名
クォン・ヨソン , 丁海玉
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2020年11月
判型
四六判
ISBN
9784041088906

偏食だった舌を変えた腸詰、酒と最高にぴったりなギョウザ、美しい女たちがまるごとかぶりつくノリ巻き、断食明けの食欲をよみがえらせるお粥と塩辛、酔い覚ましに完璧な水冷麺、狂おしいほどに愛おしい激辛青唐辛子、自分だけの流儀で食べたい鍋焼きうどん、新米と秋大根とタチウオが織りなす虹のハーモニー、恋人と食べた幻のカムジャタン、ソウルフード的ハイガイの煮付け、無性に食べたくなるスルメの天ぷら、ぷりぷりのサバの一夜干し……。どんな食べ物でも、味の中には人と記憶が潜んでいる。

【目次】
はじめに 酒飲みたちの母国語

第一部 春・青春の味
 ライラックと腸詰め/ギョウザらしいギョウザ/ノリ巻きは健気だ/プッチムゲの花をご存じですか?/塩辛とお粥のマリアージュ

第二部 夏・以熱治熱の味
 夏の麺/冷汁刺身、トクベツの!/激辛青唐辛子の季節/夏場のつくりおきそうざい列伝

第三部 秋・甘くて甘い味
 木枯らし吹いたら鍋焼きうどん/給食の温度/秋大根の三段ケーキ

第四部 冬・はじめての味
 あのスープ、あのカムジャタン/私のソウルフードはハイガイの煮つけ/オムクひと串の思い出/家ごはんの時代

第五部 季節の変わり目
 スルメの天ぷら/ぷりぷりのサバ/豆の粉の盆正月膳/負けた、ジャージャー麺に
 
隣の国の酒の友 訳者あとがきにかえて

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